使い捨て手袋は衛生管理に便利なアイテムですが、サイズ選びに苦戦する方も多くいらっしゃいます。自分の手に合ったサイズの手袋を選ばなければ、手元の作業が行いにくく、ときに不快感を伴います。
そこで今回は「手袋の正しいサイズの選び方」について紹介します。ぜひ手袋を購入する際の参考にしてください。

著者紹介
歯科医院・病院用衛生用品を1つから購入できる通販サイト「HAPPY HANDS(ハッピーハンズ)」です。歯科医院などで使用される使い捨て手袋やマスク、その他の衛生用品をさまざま販売しています。
今回は、手袋のサイズ選びについて解説します。同じ表記でもメーカーや手袋の種類によってサイズ感が異なることについても紹介するので、ぜひ参考にされてください。
手袋のサイズ選びは重要ポイント

手袋のサイズは「何となくこのくらいのサイズかな」と選んでいる方も少なくありません。短時間の使用であれば多少サイズが合わなくても、特に不便さを感じることも少ないでしょう。
しかし、手先の操作性を求められる作業であれば、きちんと自分の手のサイズに合った手袋を選ぶことが大切です。大きすぎる手袋だと作業中に脱げてしまうこともあり、隙間から水分が入り込むなどして衛生的にもあまり良いとは言えません。
逆にサイズが小さすぎる手袋では、手元に圧迫感を感じて思うように作業が捗らないこともあるでしょう。手袋のサイズ選びは、作業の効率化といった意味でも重要なポイントとなるので、自分の手に合ったサイズを知っておくことが重要です。
手袋のサイズの測り方

ハッピーハンズの手袋では、各サイズに「全長」「手のひら幅」が表記されています。メーカーや種類によっては「中指の長さ」も記載されている場合があるのでチェックしてみてください。
まずは、自分の手の大きさを計測しておきましょう。自分サイズを把握しておくことで、各社が販売している手袋のマイサイズを予測することが可能です。
手袋の主なサイズ展開

手袋のサイズ選びに参考になるポイントを紹介します。以下の要点も参考にしながら自分に合った手袋を選びましょう。
規格サイズはXS〜Lが主流
各社で販売されている手袋のサイズは、「XS」「S」「M」「L」の4展開が主流です。cmやmmの表記も参考に手袋を選びましょう。
ただし、手袋の素材がラテックスかニトリルかでも伸縮性や圧迫感が異なるので、同じサイズでも着用感に違いを感じる可能性があります。素材による違いも把握した上で手袋を選んでください。
マイサイズを知りたい方は、本来のサイズが「M」サイズだったとしても、前後の「S」「L」サイズを試してみるのも1つの方法です。
厚みによる違いにも注目
手袋は厚みによっても使用感が異なります。サイズだけではなく、厚みによる違いも理解した上で自分にピッタリの手袋を選んでください。
例えば、薄手タイプは手先の感覚を大切に作業したい方に向いています。肌をしっかり保護したい方は厚手タイプの手袋が役立つでしょう。
標準的な厚みはレギュラータイプですので、まずはレギュラータイプを試してから自分に合った使用感を模索する方法もあります。
ハッピーハンズでは「薄手」「レギュラー」「厚手」の3種類の手袋を取り扱っています。カタログでは指先の厚さを数値で記載していますので、そちらも参考に商品を購入してください。
ロングタイプも人気
使い捨て手袋はロングタイプも人気を集めています。ロングタイプは手首より長く広い範囲で肌を保護できる手袋で、汚染物質や水分が手首周りから侵入するのを防ぐ効果に期待ができるのがメリットです。
一般的な手首までの長さの手袋は24cmが目安となりますので、商品選びの参考にしましょう。ハッピーハンズでは、肘までの長さの29cmブラックグローブやロングプロと呼ばれるクリーム色の全長29cmのグローブもご用意しておりますので、気になる方はぜひ商品をチェックしてください。
手袋は素材によってもサイズ感が異なる

使い捨て手袋は、素材によってもサイズ感が異なるので、以下の要点もチェックしましょう。それぞれの素材の特徴も解説しますので、手袋を選ぶ参考材料の1つにしてください。
ニトリル手袋
ニトリル手袋は合成ゴム、または人工ゴムで作られた手袋で、幅広い分野で活用されています。耐油性や耐薬品性に優れており、強度も十分なため食品を扱う業界や医療業界で多く活躍しています。
ラテックス素材に比べるとやや柔軟性や伸縮性が劣るので、人によっては圧迫感や長時間使用による疲労感を感じるかもしれません。伸縮性が心配な方はサイズを一段階大きい商品を選び試してみてください。
ラテックス手袋
ラテックス手袋は、天然ゴムを使用して作られた手袋です。伸縮性に長けているのでサイズも選びやすく、フィット感を重視して手袋を選びたい方に向いています。
手元が滑りにくいため、グリップ力が必要な作業にも最適で、反対にグリップなしの加工”二重塩素処理済み”の手袋もあるため、作業ごとによって選べます。耐久性にも優れているので長時間の使用にも活躍するでしょう。ただし、素材の性質上、ラテックスアレルギーを発症する可能性があるので注意が必要です。
手袋のサイズ選びで注意したいポイント

手袋を購入する際に、注意したいポイントを2点紹介します。サイズ選びで重要なポイントですので、要点をよく確認しましょう。
同じサイズでもメーカーや種類によって若干のブレがある
同じ「M」などのサイズ表記でも、メーカーや種類によってサイズは若干のブレがあります。これは同じcmやmmの表記でも、手袋の製造工場によって起用されている手型が異なるからです。
サイズに大きなブレはありませんが、自分にピッタリのサイズを使用するために、まずはサンプルを取り寄せて試し、作業のしやすいベストサイズを把握しましょう。
ハッピーハンズでは、すべての手袋のサンプルをご用意しております。大容量サイズの購入をお考えの方は、ご相談に乗りますのでお気軽にお問い合わせください。
グラム数でサイズは判断できない
cmやmmの表記と同じく、商品のグラム数もサイズ選びの参考にしている方もいるかもしれません。しかし、同じグラム数であっても、製造で使われている手型が異なればサイズも異なりますし、使っている素材(ラテックスやニトリルなど)によっても同じグラム数でも異なった質感に仕上がります。
グラム数やcm、mmでサイズを判断せず、やはり1度商品を試してから手袋の適切なサイズを知ることが大切です。
サイズ展開豊富なおすすめの使い捨てゴム手袋4選
ハッピーハンズでサイズ展開が豊富な人気の手袋を紹介します。ラテックス素材とニトリル素材の両方の商品をピックアップしましたので、お気に入りの商品を見つけてください。
サイズ選びに悩んだ際は、サンプルの使用から始めましょう。実際に手袋を身に付け、正しいサイズを把握した上で購入してください。ハッピーハンズでは、全商品のサンプル提供が可能です。また、大容量のものを取り寄せたい場合もサイズ感の相談等に乗りますので、お気軽にご相談くださいませ。
NEW❕ ポリマープロ

天然ラテックスを使用したラテックスグローブです。弾力性に優れているほか、しなやかさもあるので手元の疲労感を軽減してくれるでしょう。グローブの内側にはポリマー加工も施されているので、脱着もしやすいのが特徴です。
グリップ力にも長けているので、手元の滑りが気になる方にも使用が向いています。ラテックスグローブならではのフィット感や弾力性に自信がある商品なので、気になる方はぜひお試しください。
アロエケア

使い捨て手袋の使用により手肌の乾燥が気になる方は、アロエケアがおすすめです。アロエエキスをコーティングした手袋なので、手肌の潤いをサポートする効果に期待ができます。
素材は天然ラテックスを起用していますので、伸縮性やグリップ力にも優れている商品です。肌を労わりながら使用できる手袋をお探しの方は、一度サンプルで試してみてはいかがでしょうか。
ニトリルプロ・プラス【加硫促進剤不使用】

ニトリルプロ・プラス【加硫促進剤不使用】 は、一重塩素加工によってスムーズな着脱が可能な厚手タイプの手袋です。また、加硫促進剤が不使用なので、加硫促進剤による手荒れのリスクを抑えることが可能です。
ニトリル素材を起用しているので耐久性に長けています。カラーは落ち着きのあるホワイトを採用しています。厚手タイプなので通常の手袋とは着用感が異なる可能性があるため、まずはサンプルのお取り寄せをご利用ください。
ニトリルフリー・プラス

ニトリルフリー・プラスは、厚手タイプのニトリルグローブです。肌をきちんと保護したい方にニトリルフリー・プラスは向いているでしょう。
塩素処理加工も施されているので、スムーズな装着感も体感できます。厚手タイプのニトリルグローブをお探し方は、ぜひサンプルも活用しながら自分に合ったサイズをチェックしてください。
最適な手袋のサイズを選んで快適に作業を行おう

手袋のほとんどは大容量で販売しているケースも珍しくありません。効率的に作業を行うためにも、使い捨て手袋は自分の手に合ったサイズを購入しましょう。
ハッピーハンズの商品はサンプル提供が可能です。使い捨て手袋の使用感も試しながら自分に合ったサイズを知ることができるので、ぜひサンプルも活用しながら最適なサイズを見つけてください。
グローブ商品一覧の上部にて「ラテックス」「ニトリル」など商品を絞って調べられるリンクがありますので、ぜひご活用ください。
また、サイト内ではグローブの1ページ目の写真にて素材の記載があります。写真左上に四角いアイコンで「ラテックス(紫のアイコン)」「ニトリル(グリーンのアイコン)」と表記しておりますのでご参考になさってください。