使い捨てグローブを選ぶ際には、まず求める機能やリスクを考慮することが大切です。ラテックスによるアレルギーや溶剤を扱う現場では耐薬品性のあるニトリルグローブを選択するなど、用途によって優先順位は変わります。手指の感覚が必要となる細かい作業の場合は、フィット感があるラテックスグローブが適しています。
次に、作業内容や使用頻度、衛生基準などを踏まえて、サイズや厚みを決定します。サイズが合わないと手袋がずれたり破損しやすい原因にもなるので注意が必要です。
最後に、色やブランド、パウダーフリーといった細かい要素を確認します。特にクリーンルームや医療現場などでは、パウダーフリータイプが多く採用されるほか、色で作業環境を区別する場合もあります。価格帯もチェックしつつ、安全性や使い勝手など複数の観点から総合的に判断すると良いでしょう。
グローブの素材の選び方
ラテックス、ニトリル、ビニール、ポリエチレンなど、素材によって耐久性や衛生適合基準、アレルギーリスクが異なります。
医療や食品関係の厳しい規格下で使う場合は、必ず使用規格に適しているか確認しましょう。作業環境と素材の相性を十分に考え、使用目的に応じて柔軟に選ぶのがポイントです。
サイズ・厚みの選び方
サイズ選びは、着脱のしやすさと破けにくさを両立するために重要です。
細かい作業を行う場合はフィット感を重点に選択しましょう。ただし、血流を妨げないように注意しましょう。厚みに関しては、必要以上に厚いと作業性が落ちるため、用途に合わせたバランスを考慮しましょう。サンプルがある場合は実際に装着した上で購入するのがおすすめです。
ハッピーハンズでは、すべてのグローブのサンプルを用意いたしております。お気軽にお問合せください。
通常の長さとロングタイプの選び方
水や薬品を扱う場合は、手首だけでなく腕までを保護できるロングタイプの手袋が適しています。
逆に軽作業や汚れの影響が少ない作業では、通常の長さ(約24cm)でも十分でしょう。どちらか迷ったときは、作業で想定されるリスクや汚れの広がりを考え、最善の長さを選ぶと良いでしょう。ハッピーハンズでは、一般的な手首丈(約24cm)のものから肘までの長さの29cmのグローブまでご用意しております。お気軽にお問い合わせください。
グローブの色の選び方
使い捨てグローブには白や青、黒など多彩なカラーがあります。食品工場などで異物混入対策をする場合は見つけやすい色、汚れが目立たない場所での使用には暗めの色が選ばれる傾向があります。
職場のルールや作業内容との相性を考慮し、目的や環境に合った色を選びましょう。ハッピーハンズでは、ホワイトをはじめ、ピンクやブルー、ラベンダー、ブラックなど様々なカラーのグローブをご用意しております。